母子3人旅
不思議の国タイランド・2004

出発まで
2004年の国慶節休み(10月初め)。周囲は9月に入るころから、旅行や帰省の計画でそわそわし始めます。さて、我が家はどうしよう?ごんちちに予定を聞けば「たぶん、休めないと思う・・・」それでもかすかな希望をつないで9月中旬までスケジュールが出るのを待ちましたが、答えはやはり「休みが取れそうにない。」
この時期、アチャの学校は10日間のお休み、わたしの大学とサーチの幼稚園も1週間クローズとなります。子供たちの遊び友達もそれぞれ家族旅行に出てしまうし、アーイーももちろん休暇に入ってしまいます。頼みの綱のプールも、季節的に泳げるかどうか微妙な時期。とてもとても、長期の休みを母子3人でこの閉ざされたマンションで過ごす自信はありません。

「どーしてアナタだけ休めないのっ!?」「仕事だからしょうがないだろ」というやりとりも不毛というもの。こうなったら発想を切り替えて
「母子で」楽しむことを考えたほうが得策というものです。どこか行く?行く?行っちゃう!?だんだん気持ちが盛り上がり始め、あれこれ調べていくうちに「よーし、行こう!」とココロは決まりました。幸いにもごんちちは、こういうところには非常に理解があって、気持ちよく「行ってきたら」と言ってくれ、計画は現実に。

行き先は東南アジアに絞りました。ひとつには、広州から比較的短いフライトで行けること、ふたつめには、わたし自身行ったことがあり土地勘があること、そしてみっつめには治安と衛生面がそれなりに安心できること。この条件で考えると、@シンガポール、Aマレーシア(半島またはボルネオ島)、Bタイ、と候補が上がりました。シンガポールはアチャがまだ赤ちゃんの頃にも行って、子連れに適した国であるのはわかっていましたが、フライトがちょっと長めなのと物価が高いのが難点。マレーシアは気候も人も優しく、食べ物もおいしいのだけど、これ!というべき子供向けの観光地があまりない気がします。ボルネオの大自然はよかったけど、一度行ったしなぁ。ということで、タイ。アチャ「乗り物がいっぱいあるところ」、サーチ「ゾウさんに会いたい」という希望もしっかり叶えてくれそうなうえ、調べてみるとなんと広州→バンコク間のフライトは2時間半ぐらい。日本に帰るよりずっと近いということがわかりました。そして物価も安い!3つ星級のホテルに2000円〜3000円ぐらいで泊まれたりするんです。子供たちはタイは未踏の地だし、この機会に行ってみようか?一か八かで、出発2週間前に代理店に駆け込むと、なんと取れてしまったんですね、チケット。

そんなわけで、タイ旅行が決まりました。今回はバンコク一都市滞在とし、細かい計画は立てず、子供たちの体力や興味を見ながら動こうと決めました。どうせ計画立てたって、その通りにならないってわかっているしね(笑)

ホテルは、ネットで「バンコク マリオット リゾート&スパ」のお得なプランを発見。なんと5泊以上すると、6泊目が無料になるうえ、部屋のアップグレード、さらにホテル専用の船で行くサンセット・クルーズまでついてくるというもの。ロケーションは市内から少々離れているけれど、リゾート気分が味わえてのんびりできて、かえっていいかも?ということで、さっそく予約。気分は既にバンコクの空、です。

子供たちに「タイに行くよ〜」と言うと「ほんと!?いつ行くの、あした?あさって?」と歓声があがります。「パパは行かないけど・・・・・・」という問いにも、「別に・・・いつものことじゃん・・・」といった風な反応の2人。それも悲しいものがありますが、まあ、それだけ一緒に過ごす時間が少ないということなのでしょう。ハハだけが、大変だろうな〜〜という不安と、やっぱり家族みんなで行きたかったなぁという思いでちょっぴり複雑。そんなこんなで、いよいよ出発当日。


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