母子3人旅
不思議の国タイランド・2004
タイでドラえもん? |
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ホテルの中に「BENIHANA」という日本式鉄板焼き屋さんが入っています。お客の目の前でお肉を焼いてくれるシェフのパフォーマンスが有名で、チェックイン以来、何度も前を通るたび、卵や塩コショウが宙に舞う華麗な技を見かけて、子供たちと心の中で(笑)拍手を送っておりました。実際目の前で見たらもっと楽しいんだろうな〜!メニューを見せてもらうと、ランチならそれほど敷居も高くなさそう。子連れ客も多いみたいだったので、今日のランチは「BENIHANA」に決めました。その前に、お腹を空かせようと朝からひと泳ぎ。
次から次に繰り広げられる、自称「アーノルド・シュワルツネッガー」(シェフ)氏の華麗なパフォーマンスのおかげで、子供たちも飽きることなく楽しく食事ができました。お肉もさることながら、ガーリックバターの効いたたまご炒飯がとっても美味。ランチはビーフ、ポーク、チキン、フィッシュなどメインを一種類選べ、サラダ、スープ、炒飯、それに焼きエビと野菜がセットになって、1人300バーツ(約800円)からとかなりお得。キッズメニューも充実していて、他にうどん、そばなどのサイドメニューもあるので小さな子供連れでも困ることはないでしょう。わたしたちは大人用セット1つに子供セット1つ、それに天ぷらそばをサーチ用に頼んで量的にはちょうど、でした。もちろんサーチはわたしのお肉も横取りしてバクバク食べていましたが(^^;ああ〜!おいしかったぁ。そして、いっぱい笑ったね。 さて、午後はまたおでかけ。今日はアチャと1つ約束をしていました。それは「ドラえもん」の映画を観よう、ということ。最近「ドラえもん」づいているアチャ、今回の旅行にもマンガ本を持参し、伊勢丹でまた新たに本を買ったのですが、映画館の看板にドラえもんの絵があるのを見て「どうしても観たい!」と言います。ここまで来て映画〜!?とも思ったし、全編タイ語なので「観ても内容がわからないかもよ?タイ語だよ?」と念を押したのですが、それでも「観たい。タイ語ってどんなのか聞いてみたい。」と言い張るので、昨日のうちに上映時間をチェックしておいたのです。まあこういう体験もなかなかできないよね。ってことで、社会見学気分で映画館へ。
平日午後の映画館はガラガラで、お客は全部で10人ほど。最新式の設備で、日本の古い映画館よりずっと近代的できれいです。お約束のポップコーン(特大)とジュースを買って中へ入ります。チケットは大人120バーツ(324円)子供90バーツ(243円)でした。ここではサーチの分もしっかり子供料金を取られましたが、座る席に子供用のクッション(分厚くて座高が高くなる)をちゃんと持ってきて敷いてくれたのには感激! 長い長い予告編が始まり、「まだぁ?」「もう飽きちゃったよ・・・」と子供たちがそわそわし始める頃、突然、きれいなメロディーが流れ始め、その場にいた全員が立ち上がります。一瞬「???」だったわたしですが、そうか、これが噂の「国歌」だ〜!この国では、劇や映画、ムエタイなど、上演前に必ず国歌が流れると、どこかで読んだことがあります。慌てて、アチャもその場に立たせ、直立不動の姿勢で画面を見つめます。最初に出てきた王族ご一家のセピア色になった古い写真の後、現国王の凛々しいお姿。重厚なコーラスで流れる国歌は、勇ましい中国やどうにも旋律が取りにくい日本のものとは違って、どこか、泣けてくるようなとても穏やかできれいな曲です。それをバックに次々と映し出される、タイの農村風景、子供たちの笑顔、仏に祈る人々の姿、発展したバンコクの街・・・・・ああ、美しい国だなあ、みんなこの国を誇りに思っているんだなあ、とただの旅行者であるわたしの胸にもじーんと響いてくるものがありました。 実は、今までごんちちといろんな国を旅行してきて、2人で導き出したひとつの法則みたいなものがあります。それは「王国は穏やかで過ごしやすい」というもの。ただの主観なんですが、なぜか、わたしたちが好きになった国、ネパール、カンボジア、タイ、マレーシア、すべてに王様がいるんですね。これらの国では、人が穏やかで時間がゆっくり流れている気がしました。そして旅行者に対しても懐を大きく開いてくれる温かさがあるのです。タイの人たちも、とっても親切でフレンドリー。居心地がよくて、ずっとこの地にいたいなあ、なーんて思えてきます。 さて、話は「ドラえもん」に戻って。映画は「のび太とロボット王国」、2002年の作品です。タイ語なのでもちろん全然セリフは聞き取れないのだけど、「ドラえもん」「のび太」「スネオ」などの固有名詞がそのまま共通なのと、ストーリーが勧善懲悪でわかりやすかったため、アチャは最初から話しに引き込まれてケラケラ大笑いし、戦いの場面では手に汗を握り、ラストまでしっかり楽しんでいたようです。普段から中国語版のDVDを観ていたせいか、他言語吹き替えにあまり違和感を持っていなかったのもよかったのかも。それにしても、タイでも日本文化は花盛りの様相です。ここでも日本のアニメやマンガ、キャラクター商品はごくごく自然にタイの若者に受け入れられているようでした。・・・・・あ。ちなみに、この映画、サーチにとってはちょうどいいお昼寝タイムとなりました〜(^^;
なぜわざわざホテルから遠いスクンビットまでやってきたのでしょう??何を隠そう、これからタイ名物「オカマショー」を観に行くのです。パンフを見ると、ちょっと怪しい香りがして、子供にはちょっとどうかなぁ?と躊躇する気持ちもあったのですが、旅行社に聞くと「大丈夫。お子さん連れの方もけっこういますよ」とのことで、ちゃんと子供料金の設定まであったので、これは行くしかない!ってことで予約してしまいました(^^;もちろん子供たちには「ダンサーがオカマちゃん」ということは内緒。「きれいなお姉さんたちが舞台で踊るんだけど、どう?」と聞いてみると、2人とも間髪入れず「見たいぃぃ!!!」 エンポリアムからほど近い、ショーキャバレー「マンボ」は特に日本人向けの演出が充実していると評判。ちょっとドキドキしながら開演20分前に行ってみると、ひなびた温泉地のキャバレー(って行ったことないけど)風情のちょっと怪しげな建物。やはり子連れは珍しいのか、受付のお姉ちゃんたちの熱烈歓迎を受けます(笑)ロビーには日本人団体客があふれていました。それも明らかに女性(おばちゃん)が多い(笑)。さすがに日本人の子供は他に見当たりませんでしたが、中国人観光客の中にはアチャと同じぐらいの子供が数人いて、ちょっと親近感(^^;・・・・・と、突然扉が開いて、中から華麗な衣装を身に着けたオカマダンサーちゃんたちが、独特のオーラをふりまきながら続々と出てくるではないですか!前の回のショーが終わり、これから観客のお見送りサービスをするところのようです。 わたしたちが入り口付近に立っていたこともあって、ダンサーのほとんどが子供たちに目を留めて「あーら、かわいいわねえ」という感じで頬をなでていってくれるのですが、これがもう、明らかに、アチャばかり集中的な構いっぷりなのです(爆笑)やっぱり、オカマは男が好き!?と妙な感心をしつつ彼ら(彼女たち?)の後姿を見送ります。サーチが「あのお姉さんたち、アチャくんばっかりかわいがってたよねー。なんで?」とちゃーんと気づいて突っ込みを入れてきたのには苦笑するしかなく(笑)。ほどなく席に案内され、ちょっと薄めのコーラとファンタ?が1杯ずつ配られた後、いよいよショーの幕が上がります。
サーチはもう、オカマちゃんたちの着るきらびやかなドレスに釘付けで「あれかわいいっ!」「あっ、こっちも!!」「サーちゃんも、ああいうの着たいなあ」とうっとり。アチャもちょっと色っぽいダンスにちょっぴりうれしそうな、間の抜けた顔で口を開けたまま見入っています(笑)とてもとても、2人に真実を打ち明る気にはなれません。このまま「キレイなお姉さんたちを見た」思い出を大切にしていっておくれ〜(爆) 終演後、ダンサーの皆さんと写真が撮れるのですが、チップが1人あたり40バーツ(108円)ほど必要。アチャとサーチをそれぞれ抱いてもらってカメラを向けたところ、もう1人隣にいたダンサーさんが「いやぁ〜ん、どうしてアタシも入れてくれないのぉ!」とばかりに腰をクネクネさせてチップのおねだり。そのしぐさがもう、わたしの知るどの女性よりも「女っぽく」て、なんだか複雑な気分でした。 それにしても、やっぱりここでも大モテのアチャ。オカマ姐さんたちの手招き、抱擁、すべてはアチャのものでした(笑)今まであちこちでサーチばっかり可愛がられて、ちょっとスネてたアチャくん、一気にニコニコ。いいのか悪いのか、ちょっと複雑ですが本人は「お姉さんたちが可愛がってくれた」と信じているから、まあいいか(^^;
アチャは最近すごくお兄さんになって、買い物すると荷物を全部持ってくれようとするし。「ひとつでいいよ」って言うと「だってママの方が重いでしょ?」って。サーチも1日中歩き回っても、絶対に「だっこ」って言わなくなり、「サーちゃん疲れた」「ジュース飲もう!」ってちゃんと言葉にしてくれるので、とっても助かります。時々壊れて大泣きするのは、まあご愛嬌? 明日はバンコクでの自由時間、最終日。どんなふうに過ごそうか? NEXT→ |
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