母子3人旅
不思議の国タイランド・2004
動物園とクルーズ |
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けっこう長いな〜と思っていたバンコクでの自由時間5日間も、とうとう今日が最終日。いざとなるとあれもしてない、ここも行ってない、やり残したことがいっぱいです。ほんとうは、アユタヤにも行きたかったな。ウイークエンドマーケットや、ジムトンプソンズハウスにも行ってないや。でも子供たちは(わたしも!)連日の強行軍でかなりお疲れ。小さなことできょうだい喧嘩が始まったり、ぐずったり、わたしもだんだん余裕がなくなり怒ってばかりいるような?3人、ぶつかることが多くなり笑顔も少なくなりつつあります。せっかく旅行に来たのに何やってるんだか・・・・・子供たちに無理させてつきあわせるよりも、ちょっとでもアチャとサーチの心に残る楽しい思いをさせてあげたいものね。ハハの行きたかった場所は、いつかもう少し2人が大きくなった時まで、とっておくことにしましょう。 最後にどこに行きたい?と聞けば、2人声を揃えて「どうぶつえーん!」ガイドブックに載っていたゾウさんの写真の印象が強かったようです。地図を見て、行けるところまでボートで行ってみることに。今日はツーリストボートではなく、ほんとうに普通の路線ボート、バンコクの一般市民がバス代わりに使っている船です。 ![]() サートーン・ピアから各駅停車の船に乗り込み、エンジンの音を足元に聞きながら、高層ビルやホテル群を抜け、ワットアルン、王宮などを眺めつつ進みます。のんびり、1つ1つの船着場に停まる船には、学生さんや親子連れ、僧侶など普通に生活をしている人たちが次々と乗り込んではまた降りていきます。前半は、景色を楽しんだり乗り合わせた同じぐらいの男の子と何やらアイコンタクトをしたり、好調だった子供たち、そのうち「なんか気持ち悪い・・・」と言い出しました。うーん、また酔っちゃったかぁ。最近2人とも乗り物に弱いのです。2つの小さな口に飴玉を放り込み、できるだけ遠くを眺めるように言い、アチャを船着場の番号チェック係に任命します(笑)一駅一駅、番号を読み上げながらなんとか、目的のテウェート・ピアまで40分ほどで到着〜!数人のお坊さんと一緒に船を下りました。はじめて降りる船着場、もちろん、ガイドブックにも載っていないマイナーな場所です。降りたところの正面に何軒かの売店があり、大きな袋に入ったパンの耳(大きい袋はサーチの体ぐらいあった!)がたくさん並べられています。・・・と、おもむろにお店のおばちゃんが水の上で袋をさかさまにして、パンをばらまきました。ウギャ〜!!なにこれ〜!?
船着場の外に並んでいるトゥクトゥクに声をかけ、「ZOO」じゃなくてタイ語で「カオ・ディン(動物園)」と言ってみます。おおお、通じた〜!まあこちらは子連れなので、ここから行く場所といえば察しがつくのかもしれないけどね。この旅最後のトゥクトゥクに乗って、ドゥシット地区を走り抜ければ、官庁街だけあって、緑が多くて落ち着いた佇まい。そこここに小さなワット(お寺)も点在していて、新旧混在したワンダーランドの趣き。アチャはこのトゥクトゥクが大好きで、乗るたびにとびっきりの笑顔で「楽しいね、最高だね!!」と叫んでいます。
その大きな声さえもかき消すエンジン音。ドライバーのおじさんが、隣のトゥクトゥクに向かってわたしたちを指差し、「動物園まで乗せていくんだヨ!」(多分、そんなようなこと)を叫んでいます。タクシーと違って、バンコクの温度、湿度、そこで生活する人の空気感みたいなものを感じながら走るトゥクトゥク、大人もワクワクできる楽しい楽しい乗り物。バンコクの近代化に伴ってなんとなく居心地が悪そうだけど、これからもずっと走り続けていてほしいなあ。 動物園はこれといって特徴なし(?)。普通にゾウがいて、キリンがいて、小動物もいます。日本やシンガポールのようにきれいに整備されているわけではなく、設備もかなり老朽化しているし、間近で動物を見られるわけでもないので、バンコクまで来てわざわざ行くこともなかったかも。もしバンコクに住んでいたら、予定のない日曜日、家族でフラッと散歩がてら来るかな〜・・・というぐらいの場所でした。この日は暑くて、子供たちもゾウさんを見たら「もういい」とお疲れモード。
お昼は動物園内にあるケンタッキーで。と中に入り、子供たちに席をキープさせてカウンターに買いに行くと、「スパイシーチキンしかないけどいいか?」と店員さん。えええーっ?オリジナルのチキンはないの?他のケンタではどこでもセットで置いてあったのに。「これから作ると20分かかる」と言うのであきらめ、ジュースだけ買って外へ・・・・・この後、1本のジュースを飲む順番をめぐって道の真ん中で兄妹ゲンカとなり、車がすぐ近くまで迫っているのにも気づかず小突き合いを続けるアチャとサーチ。当然「なにやってんのーっ!!」とハハのゲンコツを食らった2人、疲れと空腹でイライラしているのがわかります。 とても帰りも各駅のボートに乗る体力はない、と判断し、タクシーでシャングリラホテルを目指します。シャングリラのすぐ横から泊まっているマリオットへのシャトルボートが出ているし、この界隈ならどこか食事する場所もあるだろう、ということで。冷房の効いたタクシーの中で少しだけ復活。やっぱり暑さ&疲れは大敵だね〜〜。 案の定ちょっとだけ渋滞にはまり、タクシーに40分ぐらい乗る羽目に。空腹はピークとなり、お店を探す気力もなく、もうこの際シャングリラの中で軽くごはんにしよう!という気になっていました。ホテルのコーヒーショップを探すと、川沿いのテラスもある、ガラス張りの雰囲気のいいお店。アラカルトを頼もうとメニューを見せてもらうと、意外に品数も少ないしお高い。案内のお姉さんはしきりにビュッフェをを勧めてきます。「わたしたち3人で何人分?」と聞けばアチャは半額、サーチはフリーとのこと。それなら3人分アラカルトを頼むより安いかも?何より好きなものを好きなだけ食べられるのは魅力〜!ってことで、お昼は豪華にシャングリラでビュッフェとなりました。(計画外、3人ともすごい軽装です)これが大正解!オードブルには新鮮なお寿司やお刺身もあるし、旅行中ご無沙汰だった生野菜のサラダやポテトサラダ、ツナや温野菜もたっぷり。温かいお料理は、タイ風、インド風、洋風、和風と種類も味もいろいろ。ホテルメイドの香ばしいパンにタイの麺類屋台、それにデザートが絶品!広州ではお目にかかることのない、生クリームのケーキやカスタードプリン、パンナコッタにアイスクリーム。どれもほんとうにおいしくて、疲れた体が生き返るようでした。お料理の質に加えてサービスもよかったです。お店の方が常に目を配ってくれ、サーチのために小さなスプーンやフォークを持ってきてくれたり、 早々にメインを食べ終わった子供たちをデザートコーナーに連れ出し、山盛りのアイスクリームをテーブルまで運んでくれたり。おかげでハハは自分のペースでゆっくり食事を楽しむことができました。この旅行中こんなにゆっくりゴハン食べたのはこの1回だけだったかも。幸せ〜なひとときでした。そしてさらに、お会計の段でまたまたビックリ。なんと、子供たちの分がチャージされておらず、大人1人分+税+サービス料のみ。アチャがあまりに少食なので見逃してくれたのでしょうか?(笑)ハハに似ず、最近お刺身の味に目覚めてしまったアチャは、マグロとかサーモンとかけっこうイイものを集中して食べていたんですけどね。ホテルのお庭をしばし散策していたら、スコールが来たのでロビーで雨宿り。そんな通りがかりのわたしたちにもホテルマンの皆さんはとても親切でした。子供たちに話しかけてくれたり、雨がやんだよと知らせに来てくれたり。やっぱりいいホテルだなあシャングリラ、いつか泊まりたいものです。 マリオットへ戻るシャトルボートの中で、サーチは仲良くなったボート係のおじさんに、シャングリラのお庭で拾った上(↑)の写真の白い花を「プレゼント!」と言って渡してました。すごくかわいがってもらったものね〜。今回の旅ではもうこのボートに乗るのも最後です。 午後はシャワーを浴びてお部屋で休憩。わたしも子供たちもあっという間に深い眠りに入ってしまいました。冷房の効いたお部屋でチャオプラヤ川を行きかう船の音を聞きながらの、優雅なお昼寝タイムとなりました。 夕方6時からホテル所有の船「マノーラ号」のサンセットクルーズに。今回の滞在では、ホテル宿泊にこのクルーズ1回券がついてきました。
![]() ここでも「酔った〜!」「飽きた〜!」「まだ降りないの?」と文句の多い子供たち(−−;もういいから寝てなさーい!と一喝し、わたしは景色を楽しみましたよ!でも確かに普通のボートよりも揺れが大きかったかも。 で、サーチはこんな状態。ふぅぅ、いつか母娘でグルメやショッピングを堪能できる日は来るんでしょうかねえ?? 1時間のクルーズを(やっと)終え、この後はもうホテル周辺でのんびり過ごします。さっきスナック食べちゃったから、まだまだお腹も空かないし、ホテル前のショッピングセンターにでも行ってみますか。 ![]() 初日に遅い夕ご飯を食べに来たこのショッピングセンター、おみやげ屋やマッサージ、なぜか英会話教室などが数軒入っていて、いわゆる「お買い物を楽しむ」ことができる施設ではありません。が、子連れでブラブラ歩くにはちょうどいい規模。 屋台に毛の生えたようなおみやげ屋さんで、サーチがどうしても欲しい!と動かなくなって仕方なく買ったハートのシールは韓国製。それも40バーツ(108円)なんていうとんでもない値段です。(日本だったらそんなもの?ですが、1週間バンコクの物価に慣らされた目にはビックリするぐらいの高値です。だってラーメン2杯食べられるよ〜!それにそんなシール、広州だったら10分の1ぐらいで買えるのにぃ!) タイのマックではドナルドも「ワーイ(合掌)」をしてお客さんをお出迎えです。こんなところにもお国柄が見えてうれしくなりますね。
剣を使った演目では、途中で子供を1人舞台に上げてお兄さんと闘わせてくれます。アチャはそれに参加したくて最初からずっと舞台かぶりつきで見ていたのですが、ちょうどその時ワイワイと入ってきた日本人の子供数人。ヒーロー系が好きらしく、お兄さんの剣術を真似してハデなりアクションをしていた、アチャと同じぐらいの男の子に白羽の矢が立ち(とにかく目立っていたからね〜)目の前で参加の機会を奪われたアチャは大ショック。とにかく、要領が悪いのです。いざと言う時によそ見をしていたりアピールができないので、普段からチャンスを逃すこと多々あり。本人泣いていましたが、こればかりはしょうがないよね。ハハとしては「なんでもっと前に出てヤル気を見せないの〜!!」なのですが、これも性格ですもんね。終演後、お兄さんたちと記念撮影して機嫌が直ったのでよかったです。 ![]() 部屋に帰る途中、廊下の天井にたくさんのヤモリがいることに気づきました。1週間いたのに今まで見てなかったね〜、ヤモリは悪い虫を食べてくれるんだよ、などと話しながら部屋に戻ったら、なんと、アチャが「ママ〜!ここにもヤモリいる!!」あらまあ。これはもしかしたら、アチャとサーチにさようならを言いに来てくれているのかもしれないね、と言うと2人とも神妙な顔で天井を見上げ、ヤモリくんに「元気でね」「また来るからね」と話しかけておりました。まだまだ素直でカワイイわ。 ベッドで3人、ゴロゴロして「バンコクは楽しかった〜?」「またみんなで旅行に来ようね」「パパもね〜」なーんておしゃべりしながら子供たちは夢の中・・・・・それからハハは、約1時間荷物のパッキングと格闘したのでした。来る時ガラガラだったスーツケースが満杯だ〜!そんなに買い物した記憶はないのにね。 NEXT→ |
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