「湘南台の歩き方」コラム

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子供とネットマージャン
2002年2月01日


 「ロン!」子供が嬉しそうに叫んだ。
最近の子供の多くがそうなように、うちの息子(小4)もゲームが大好きだ。いつもは任天堂やPLAYSTATIONで遊んでいる。しかし今はちょっと違う。家庭内に設置した無線LANにつなげた2台のThinkPadにマージャンゲーム「AIマージャン」がインストールされている。一台はサーバーでもう片方はクライアント版だ。その2台を食卓の上に向かい会うように並べて座っている。私が子供の頃に夢中になった「戦艦ゲーム」に様子が似ている。(30年前はこんな風に遊ぶなんて考えられなかったな。)一方が息子で他方が私だ。

 息子はまだマージャンを覚えたてで、役も知らない。初心者がよくそうするようにどんどん鳴く。そんなのでなかなか勝てない。もう大抵のビデオゲームは私は彼に敵わない。専門性のあるポケモンはもちろん、野球ゲーム、自動車レースゲーム、テニスゲーム、も全く歯が立たない。知らないゲームでもちょっと教えるとどんどん覚えて、自分で勝手にストラテジーを編み出してしまう。きっとマージャンもすぐに覚えてしまうだろう。
 ビデオゲームの時間を1日1時間以内と決めているので、息子はいろいろな方法で遊びを考える。私が家に居れば私のところに将棋盤や碁盤を持ってきたり、トランプや百人一種などのカルタ類、そしてPCを使ったコンピューターゲームなどを提案してくる。これらは1時間の範疇に入れていないので、私や家内の時間を見つけて遊びを乞う。
 「勉強なんてしなくて良いよ。」って言っていたら本当に勉強をしない子になってしまった。予習や復習など学校で習った方法はつまらないらしい。そんな息子に先日家内が「漢字ナビ」なるPCソフトを買ってきた。「ノートに漢字を10回書きなさい」はやらないけど、これならやる。ゲーム感覚が盛り込まれていてこれはこれでまあまあ面白いらしい。タイピングソフトも結構面白いものが出ているので、楽しく練習できそうだ。学校で習っているローマ字と実際に使うローマ字が少し違うのでちょっと困るが、まあそんなに問題にはならないだろう。
 コンピューターやネットワークを本格的に勉強する前にネットワークマージャンなどで何がコンピューターでできるのか体験することは有効なのではないかと思っている。彼にしてみれば、コントローラーがキーボードに、テレビ画面がPCディスプレイに変わっただけだと感じたかもしれない。
「やったー!8000点!」
「リーチ・ドラ3か?」
「ドラって何?」
「ドラはなー、ここに表示されている牌の次の牌でそれを持っていると点数が上がるんだ」
私のマージャン講義はしばらく続いた。

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