「湘南台の歩き方」コラム
海外からの日本のテレビ番組の視聴の可能性
2003年1月01日
11月のコラムでも紹介したようにホームサーバなるものが市場に出回りつつある。ご存知でない方のために少し説明する。簡単に言ってしまうとTVの映像を主に対象にした、映像蓄積機器である。蓄積された映像をどうやって見るのかによって家電メーカーが色々なコンセプトを提供している。今までのTVで見る方法、家庭内LANにつながれたPCで見るものなどである。映像の他に、音声情報や、文字情報も配信する予定のところもある。
さて、これの使い道であるが、もちろん11月のコラムで示したように自分のタイムシフトを可能にする目的で使うのが一般的であろう。ただ、私はもう一つ別の使い道を考えている。それは、海外に居る日本人用に日本のテレビ番組を配信するのである。但し、これが企業がやったりすると著作権の問題でなかなかうまくいかないであろう。しかし、これを個人で行うのであればそう問題にはならないのではないか。例えば、アメリカに家族で長期出張に行くとする。日本の留守宅のホームサーバーをインターネット経由で稼動させ番組を録画する。もちろん番組表はインターネットで入手可能である。録画された番組をFTPを使って日本の家のホームサーバーにアクセスしアメリカの家のPCにダウンロードする。ダウンロードされたものをアメリカのTVで見る。もちろん今朝のニュースを定期的に自動ダウンロードしておいていつでもその日の朝のニュースを見られるように設定することも可能だ。
海外に住んだことがある方なら経験されていると思うが、海外に出ると日本のテレビがとても見たくなるのである。そんな需要を満たすために、日本人がある程度いる町では、テレビ番組のビデオレンタル業が盛んである。日本に居るときよりもドラマなんて見るかもしれない。衛星で放映されているニュースでもサッカーのワールドカップなどのように放送権の関係で画像が見られないことがよくある。音声だけでテレビニュースを見る寂しさは見たことでない人で無いとわからない。
今はまだ、インターネットのスピードはADSLどまりであり、UPLOAD方向のスピードが特に遅く実用にはちょっと苦しいかもしれないが、1時間番組で1GBとするとUPLOADにどのくらい掛かるだろう。もう少し回線が早くなってくれば、十分に実用になると思う。あるいは、一歩進んでビデオ録画代行サービスのような業種は可能なのだろうか?録画タイマーセットはお客様が自分で行い、会社のサーバーに一定量溜めておく。そして、自動的に指定された場所にFTPで送り出す。これって著作権に触れますか?
コラムへのご意見ご感想お待ちしております