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岩波書店から「eデモクラシーへの挑戦」と言う本が出版された。これは藤沢市が今まで試行錯誤してきた、電子会議室のレポートだ。開設当時、筆者も会議室に参加し、「ごみを考える会議室」の座長を務めたこともある。藤沢市では、当初もっと多くの参加者を目論んでいたようだが、なかなか参加者が集まらない。本名発言が壁を高くしているとか、非登録者の書き込みを許すと会議室が荒れるとか、様々な議論が交わされた。本を読んでいると当時を思い出す。執筆者は、開設当初から面倒を見てくださっている仲間だ。ご苦労様です。いいものができましたね。節目として、同士の為のいいレポートに仕上がっていると思います。
そもそも、筆者のページ「湘南台の歩き方」も、この CityFujisawa から始まったものです。市役所にある、「売ります・買います」もインターネットでやりとりできれば便利だなー と感じたところから始まりました。まだ、Yahooオークションができる前です。筆者の興味は、行政から個人の興味へと移ってしまったので、最近は藤沢市からは、ちょっと離れていました。
開設当時から行政に対するインターネットの役割には期待するとこが大きくありました。ただ、残念なのは発言者が少ないことです。読んでいる人の10%も発言してくれません。発言が無ければ、進展は無いのですが、どうしても躊躇してしまうようです。
また、発言者の多くは反対意見を持っていることが多く、民意を正しく反映させるのには工夫がいるとも感じました。会議室や運営委員会でオンラインから離れた、所謂オフ会を開くこともありましたが、筆者はなるべくオフ会への偏りを無くすように働きかけました。直接顔を合わせた方が、意思の疎通があるのはとても良く理解できます。ただ、オンラインに参加はできるけれど、オフ会には時間的にあるいは立場的に参加できない方が居ることも軽視できないと考えました。オフ会に参加した者と、参加していない者との間に壁ができることを嫌いました。
興味がありましたら、参考図書をご一読ください。
本の帯より
「本書では、神奈川県藤沢市の「市民電子会議室」を取り上げ、そこにかかわった人たちの想い、とまどい、苦労、そして、おもわぬつながりのプレゼントや、思っても見なかった事の展開の様子を描く。藤沢市電子会議室を媒体にして、市民同士がどうネットワークし、市政にどう参加し、ひとりひとりの生活の中からの声が市政にどう反映されたかを、具体的に見てゆく。」
参考図書
「eデモクラシーへの挑戦」藤沢市電子会議室の歩み 岩波書店 1800円
ISBN4-00-022134-5
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