「湘南台の歩き方」コラム
共同住宅の知恵
2005年05月01日
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管理業務を行ってくれている管理会社あるいは、組合理事会にマンションのすべての共同エリアの管理や他の住人との折衝する義務があると感じている方が少なからず居ることに驚く。基本的にはすべて自分たちで行わなければいけないことである。「ゴミだしのマナーが悪い人がいる」、「木が枯れてきた」などの発見、管理組合への報告などは住人が各自行うことであって、管理業務請負会社あるいは管理組合の仕事ではないはずだ。戸建てに住んでいれば当然すべて自分たちで行うことになる。 マンション管理組合理事会とて管理業務のプロではないためにどうしても管理業務請負会社のお世話になることが多い。しかし、これはこれで問題も多い。特にお金に絡む部分は、不透明になりがちだ。例えば簡単な建物の修理、備品の買い足し、などは請負会社に業者の選定や見積もりをお願いして理事会はその了承だけになってしまう。それが妥当かどうかを見分ける能力に欠けることがある。 そこで共同住宅の良い一面を出すことができる。住人の中からある分野に長けている方を専門委員として知恵を借りることである。100人いれば100種類の専門家がいるであろう。管理組合だけに総てを任せるのではなく、管理組合を横からサポートする専門委員を組織し知恵を借りることでより良い生活になりそうだ。 小学生のクラスでも役決めが行われていて「配膳係り」とか「運動道具係り」などでクラス運営に携わることによってクラスの一員として働きクラスをまとめる働きをしている。それと同じことがマンションの住人にも応用できそうだ。不動産やマンション関係者ならば「修繕・工事関係」、「セキュリティー関係」などの専門委員が良いだろう。植木関係の専門家ならば「植栽係り」などいたら理事会としてもありがたい。また、もし、専門分野が無くても住人の意見をまとめる「自転車係り」や「ゴミ係り」「駐車場係り」も良いだろう。このように「自分たちで管理している」と言う意識が出てくれば、前述の苦情も減るのではないかと期待する。 |