関連するリンクページ
このほかの書籍紹介
五十音別書籍検索
・拙著「湘南小学校、現る」のご案内
・拙著「市民が創る公立学校」のご案内
書簡と論考
サイトのトップページ
ほぼ毎日更新の雑感「ウエイ」
オリジナルエッセイ集
単発メッセージ
鉄道に寄せる思い
写真集
サウンドの配信
昭南島に蘭ありや
佐々木譲著
中公文庫 2008年7月改版 上800円 下743円
佐々木譲さんの太平洋戦争シリーズのひとつ。時系列に読むなら「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」「昭南島に蘭ありや」の順がお勧め。このほかに「ストックホルム密使」というのがあるが、入手していない。昭南島とは、日本占領下のシンガポールのこと。イギリスの植民地だったシンガポールは太平洋戦争によって、日本の植民地に変わる。占領主が変わっただけで、自分たちの主権と独立を願うひとたちの戦いに変化はない。戦争と占領に翻弄される華僑やマレー人、インド人の戦いを丹念に描く長編。(2008.12.7)
イン・ザ・プール
奥田英朗著
文春文庫 2006年3月 530円
精神科医の伊良部は、生理食塩水をすぐに患者に注射したがる。注射針が皮膚に食い込む瞬間に、エクスタシーを感じる精神構造をもち、患者とともに病気の世界に没入する仕事ぶり。抱腹絶倒の痛快コメディーでありながら、パンチのきいた風刺が心地いい。露出趣味の看護師マユミもいい味を出す。収録作品「イン・ザ・プール/勃ちっ放し/コンパニオン/フレンズ/いてもたっても」 (2008.12.7)
ジェネラル・ルージュの凱旋
海堂 尊
宝島社 2007年4月 1,680円
映画やドラマになった「チーム・バチスタの栄光」の作者が放つ医療ミステリー。病院への予算配分がどんどん削られていくなかで、医療関係者は必死の思いで費用を蓄積しようと試みる。たとえ、それが法律に触れることであっても……。(2008.11.15)
出口のない海
横山秀夫著
講談社 2006年7月 620円
「半落ち」「クライマーズ・ハイ」など多数のミステリーを手がける作者が、過去の事実を題材にした小説。人間魚雷「回天」の搭乗員として、若き学徒たちが訓練を積み、自分はなぜ生きるのかを問いかけながら大海原に旅立っていく。戦争を首肯するひとたちに、ぜひ読んでいただき、物事の平和的解決こそ人類の英知だと感じてほしい。(2008.11.15)
容疑者Xの献身
東野圭吾著
文芸春秋 2008年8月 660円
「手紙」でそれまで扱われなかった犯罪加害者家族の苦悩をよのなかに問うた。視点の立て方が鮮やかだった。天才物理学者・湯川と刑事・草薙コンビが事件を解決するシリーズ初の長編作品が「容疑者Xの献身」。最後の最後まで作者のどんでん返しが用意されている。(2008.11.15)
けんさく